一切皆苦
お釈迦様が説かれた言葉に「一切皆苦」という言葉があります。
「人生は全て苦である」という意味になりますが、決して「人生は苦しかない!」と絶望的に捉えられたものではありません。仏教における「苦」とは、思い通りにならないことを指します。
例えば、
・楽しい時間もいつかは終わってしまう。
・いつまでも健康で若くいたいと思っていても病気になるし、 年をとってしまう。
・ほしい物を手に入れても次のほしい物が出てきてしまう。
といった具合です。このように、すべてのものは、諸行無常で変化し続け、自分の思い通りにならないため、「一切皆苦」と説かれました。
お釈迦様は、思い通りにならないことを嘆いて生きるのではなく、「人生は思い通りにならないものだ」ということを知ることで思い通りにならない出来事に振り回され、苦しむのではなく「今」を生きましょうと呼びかけられているのです。



